セミナーレポートが遅くなりましたが、先日開催されたセミナーの内容をお伝えします。
今回は、青山と吉祥寺にサロンがあるプロケアネイルさんの代表播磨明子さん、採用教育担当播磨陽子さん、青山店の店長大塚綾里さんの3名にお越しいただきました。
セミナー内容は、これからネイリストを目指す方のために心得や採用基準、体験談などを中心に今回ご参加いただいた方の多くが将来『独立開業』という志がある方なので、独立開業するには何が必要かという話しまで聞かせていただきました。
ネイリストとして勤務する上での心得
どの仕事でもプロと呼べるのは、数年、数十年のキャリアを積まないとなれません。ネイルも例外ではありません。初めてネイリストになる方にプロ意識を・・・と言うのは難しいことですが、まずは『自分自身の目標を明確にする。』ことが大切です。ネイルサロンで勤務する場合約1年間は修行です。当然分からないことも多いと思いますが、他のネイリストさんが教えてくれるので安心できます。人間最初からすべてのことができる人はそういません。特に技術職でもあるネイリストは日々の積み重ねで上達していける仕事です。まずは、自分の目標達成のために日々努力し、頑張る気持ちが大切です。
ネイルサロンの選び方
最近、ネイルサロンの多くはスカルプよりもジェルが主流になってきております。ただ、ネイルスクールですと、ネイリスト検定の1級にスカルプの施術が入っているだけに、それを生かすにはスカルプが良く出るお店希望などとおっしゃる方が多いですが、かたくなにスカルプにこだわるよりも、お客様の要望にお応えし、施術するのがネイリストの仕事の1つですので、ネイルサロンで扱っているメニューなどをみたり、サロンの規模によって変わってはきますが、ネイリスト経験の長いネイリストが勤務しているサロンを選ぶことも大切です。
採用ポイント
どんな方が採用になるか・・・これもネイルの業界だから・・・というわけでもなく、ネイル以外の会社と同じです!!そのため面接に臨む際の心得、履歴書の書き方が重要になってきます。(こんな方を採用しました)
・明るく接客好きな方、ネイリストとしての一生懸命さが重要(検定はあくまでも目安であり、皆さんが思っているより重要視はされていないみたいです)
・履歴書の書き方 限られたスペースの中でも、ご自身をアプローチするのが重要です。
・面接時の受け答え 明るくはっきりと自分の意志を相手に伝えます。
現在のネイル事情と独立開業について
現在のネイルサロンでは、ソークオフジェル(ソフトジェル)が流行しています。中にはジェルのみを扱う専門店も増えてきています。ただ、流行だけの施術を習得すれば良いという事ではないので、ネイルすべてのスキルを習得することが重要です。
独立開業を考えている方にとって必要なことは『ネイリストとして勤務している期間ににできるだけ多くの方と出会い、つながりを持つことが重要!』多くの人と接する機会が多ければ多いほど、先々の独立にプラスになる情報も多く出てくる可能性があるとのこと。
ネイリストの体験談
今回お話しをしていただいた、大塚さんはネイリストになりたく上京、ネイルスクール卒業後プロケアネイルに就業し、現在は店長となり頑張っている方なので、新人時代の話、1日のサロンワークの流れ、現場での実体験を話していただきました。
新人時代は、施術はもとより、人と話すのが苦手なため接客が大変でした!!と。でも、お客様の希望するネイルの施術をするにはお客様を知る、そのためには会話の中でお客様の好みを聞いたり、知ることが大切と言うことを知り、苦手意識を持たず、相手を知ろう!と切り替えて行ったそうです。そして、今では店長となり後輩のフォローや併設しているスクールでの講師をしています。
お客様からクレームを受けると精神的にダメージを受けますが、それを引きずらないのが大切!!そしてやはりお客様からの感謝の言葉が一番嬉しく励まされます!!
その後、デモストレーションとして1本現役ネイリストの技を皆さんに見ていただきました。
限られた時間の中でのセミナーでしたが、参加した皆様から感謝のお言葉や今後開催して欲しいセミナーの内容をいただき参考になりました。
次の企画を考えていきます!!
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